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リチウムジイソプロピルアミド
リチウムジイソプロピルアミド(lithium diisopropylamide, LDA)は強力な塩基であり、プロトンの引き抜きに用いられる。化学式 LiN(CH(CH3)2)2 で表される構造を持つ。イソプロピル基のかさ高さのため求核性が低いことを特徴とする。 == 調製 == LDA を反応に用いる常法では、テトラヒドロフラン (THF) 溶液中、ジイソプロピルアミンに対して1モル当量の ''n''-ブチルリチウム(普通はヘキサン溶液)を ドライアイス/アセトン浴 (あるいはドライアイス/メタノール浴、−78 ℃)のもとに加えた後、反応混合物を15分かけて 0 ℃まで温め、 in situ で LDA溶液を調製し、続く反応で用いる〔実施例: 〕。
小スケールでは −78 ℃ ほどの低温は必要ないことを示した論文もいくつか存在する。LDA溶液は市販もされているが、実験に用いる場合、調製済みの LDA 溶液を購入するよりも実験室で用時調製したほうが安くあがる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リチウムジイソプロピルアミド」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lithium diisopropylamide 」があります。
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